九州大学筑紫キャンパス(総合理工学府)のオープンキャンパスに合わせて、「スマートフォンの仕組みを学ぼう」という企画の中でディスプレイの仕組みを学ぶ企画とスライム電池を作製する企画を出展しました。
スマートフォンを始めとしたディスプレイは身の回りにたくさんあり、私達の生活になくてはならないものです。フルカラーのディスプレイはピクセルと呼ばれる3原色(青・緑・赤)の光を発する小さな点の集合体になっていて、各色の割合をコントロールすることで様々な色を表現しています。今回の体験企画では実際に来場者の皆様のスマートフォンの画面を顕微鏡で覗いてもらいました。白い画面だと思っていたのが、顕微鏡で拡大すると3色から成っていることが分かると驚きの声が上がっていました。3原色の配置はメーカーや機種、液晶か有機ELかといった方式によっても異なるため、来場者同士で見える顕微鏡像を比べて楽しむことも出来ました。アウトリーチ活動、ピカリかがくの協力で参加者には自身のスマートフォンの顕微鏡像をプリントしたオリジナルのカードを記念品として配布し好評でした。 この他にもブラックライトで光る世界のお札を見てもらったり、ルミカライトの仕組みを解説して光化学の理解を深めてもらいました。 光を使った技術を様々に観てもらうことで大人から子供まで200名を超える来場者に楽しんでもらえました。
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Author九州大学先導物質化学研究所 Archives
July 2024
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